初心者でレンタカーをこすって修理費7万の巻!


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 「自動車の運転免許を取ったらすぐにでも車に乗りたい!」という人は多くいるのではないでしょうか。僕はそこまででもないのですが、でもどちらかというとその内の一人でした。

 

慣れてきて緊張もほぐれてきた頃にそれは起こった!


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 同時期に一人暮らしも始めようとしていた僕は、実家から新居へと荷物を運ぶ往復で車に乗ることにしました。親は車を持っていましたが、季節は冬の終わり、路面にはまだまだ雪が残っています。少し道を間違えて状態の悪い小道に入ってしまえば運の尽き、ハマって動けなくなってしまいます。てなわけで親は車を貸してはくれません。

 そこで僕が頼ったのが、「レンタカー」です。僕が利用させて頂いたお店は12時間3000円程で借りることができましたし、24時間ならばガソリン代を合わせても6000円程だったかと思います。車の状態も性能もよく、「これはいい!」と満足げにいました。いくつか問題はありましたし返却時間を1時間ほどオーバーしてしまうなんてこともありましたが、それでもなんとか無事に1回目のレンタカーは終えることができました。

 しかし事件は2回目で起こります。その日僕は日をまたいで車をレンタルしました。早速ブルートゥースで音楽を流しながら、なれない運転に緊張しながらも同時にわくわくしていました。そして、1日目を無事に終えます。そう、問題は2日目なのです。家にある1台分の駐車スペースに車を入れようとして、雪で状態の悪い小道でハンドルを右に切りバックしました。

ガリ

嫌な感覚と音が僕の頭を埋め尽くします。どうやらバックしながら右にハンドルを切ったことで車体の前方が振り子のように右から左へと流れていき、そのまま塀に擦れてしまったようなのです。ところが妙に冷静な自分がいて、

「とりあえず駐車場に入れよう。」

そう思い僕はそのままバックをしてギアを「D」に入れ、ハンドルを戻し更に左に切り進みました。

ガリ

数十秒前に経験した嫌な感覚がまた僕を襲います。車は駐車スペースにすっぽりと入っていました。しかし、そこに入れる最中に僕は塀に車の左後方をこすってしまっていました。要するに、内輪差のことを全く考えておらず、ハンドルを切りすぎたのです。

 

7万の失敗から学べる教訓1:車は保証や保険に入ってから乗るべし!しかし会社によっては1年目は保証に入れないので注意!


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 レンタカーは基本料金にプラスしておよそ1000円くらい払うことで保証(保険のようなもの)に入れるみたいです。それに入っていると、万が一の事故の際にその事故の状況によってお金が支給されます。しかしそれに入っておらず、それ以外の自動車保険に自分で加入しもいなかった場合、全額自己負担ということになってしまいます。

 レンタカーは自家用車とは違い、車に少し傷がついただけでも弁償しなければなりません。それならば、初めから少し余分に払って保証に入っておいた方が安心ですよね。

 しかしあろうことか、今回の僕のように免許取りたての1年目のドライバーは事故率が高いから保証に入れない、ということが少なからずあります。レンタカー会社によっても違うのでしょうが、僕が利用したところはかなり有名なところでしたが、入れませんでした。そして、7万円全額を自己負担したのでした。

 また、大切な車を傷つけてしまい、とても申し訳なく思いました。

 

7万の失敗から学べる教訓2:内輪差やハンドルの切りすぎに注意!少しでも「ヤバそう」と思ったら一旦行動を止めるべし!


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 駐車場などのスペースに車を入れようと、バックしたり切り替えしたりするのは初心者にとっては難しいことです。バックのときにどっちにハンドルを切ればよいのかが直感でわからなかったり、車種によって違う車体感覚やハンドルのきき具合い、小回りが聞くかどうかなどベテランのようにほとんど無意識で、とはまだいきません。

 ですから狭いスペースに車体を入れるというのは初心者にとっては怖く難しいことではないでしょうか。

 今回の失敗で僕が学んだことの1つ目は、自動車は前輪が動き後輪は固定なので前に進むのとバックでは車の動き方が違います。ですからバックのときはより慎重に車体全体を見る必要があるのです。今回の僕はバックで後ろばかりをみたいて前をあまり確認しないままアクセルを踏みました。それにより車体の前方が一気に横に流れていき塀に擦れてしまったのです。

 2つ目は内輪差を常に頭に入れておく必要があると言うことです。前だけを見てハンドルを切りすぎてしまっては後ろがやられます。

 そして最後3つ目は、少しでも「ヤバい!」と思ったらすぐにブレーキを踏むと同時に心にもブレーキをかけることです。今回の僕は前方をすったときはともかく、内輪差を考えずに後ろをすってしまったときは、

「あ〜これやばいな。」

というのはわかっていたような気がします。しかし同時に

「いや、いけるべ!」

という気持ちもありそのまま進み続けてしまいました。その結果この有様なわけです。

 

まとめ:レンタカーは人の車、慎重に乗らなければお互いにデメリットしかない


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  お金を払っていると言ってもレンタカーは決して自分の車ではありません。人の車に乗るときはより一層慎重になる必要があります。弁償すればいいという話ではありません。お互いが気持ちよくいられるように大切に乗りましょう。それさえ心がければ、レンタカーはとっても素敵なサービスなのです。もちろんレンタカーに限った話ではありませんけどね。