フリーターとしてアルバイトを4つ掛け持ちして生きている20歳の僕。少し前までは週7で、そのあとは週6でバイトをしていました。ところがそんな僕にある日、左足を骨折したことにより約1ヶ月間の夏休みが訪れたのです。
毎日アルバイトでアラームをセットしないで寝る日はない、知らず識らずのうちに常に明日のことをその先のことを考えるようになっていたのでしょう。今に集中できなくなってしまいました。所詮未来なんて僕ら人類には予想がつきません。しかし、人生を上手く生きようとすると、なんとかその法則を見つけ出し、これから先ずっと幸せが続くことを望んでしまうのです。しかしずっと幸せなんてとても曖昧です。幸せの定義は人によってその人の状況によって変わりますし、現実は予期しないことが当たり前のように起こります。当たり前ですが、僕らにできるのはただ今を生きることだけです。
しかし久しぶりの感覚でした。明日を気にせずに何も頑張らずに過ごしたのは。骨折のせいでバイト先や親など色んな人に迷惑をかけてしまっていますが、迷惑をかけるときはかけさせてもらおうと思います。その代わりに、僕が元気なときは誰かに迷惑をかけてもらおうと思います。
(製作途中 これも物語にしたい)