最悪の虐待を奇跡的に生き抜いた【デイヴ・ペルザー】どう生きるか

人生を模索している人に読んで欲しい記事! 

★目次

 

出典【"It(それ)と呼ばれた子" 指南編 許す勇気を生きる力に変えて <デイヴ・ペルザー/著>】

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 カルフォルニア州最悪とも言われた虐待を生き抜いたデイヴ

あの地獄のような日々から学んだこと。

これまでの人生の中で学んだこと。

さらに、身近な知人や著名人の出来事。

そして心理学なども用いて、我々はどう生きればよいのかを語った生き方本です。

 驚くことに彼は、あの地獄のような日々があったからこそ学べたことがあると述べています

あの恐ろしいほど理不尽な仕打ちを、生きる力に変えたのです

そんな彼が語る生き方ですから、説得力があります。

生き方本と言っても根性論に頼りきっているわけではありません。

しっかりと考え抜かれ、理にかなっています。(無論、捉え方は人それぞれですが。)

文章も偉そうでも押し付けがましくもなく、実に謙虚です。

何が正しいのか分からない世界で必死に生きるあなたが、今求めているものがこの本に存在しているかもしれません

 

 

 

恨みに人生を蝕まれていませんか?

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 生きていれば誰しも理不尽な仕打ちを受けたことはあるでしょう

ときにはその怒りが恨みに変わることもあります。

しかし、綺麗事に聞こえるかもしれませんが、恨みはあなたの人生の貴重な時間を蝕むだけです。

ああだこうだと嘆くその時間を問題解決に当てた方が良いのは明確です。

しかしそうは言っても、僕らは人間ですからなんでもかんでも合理的に考えるのはなかなか難しいもの。

 そういう方は、この本を読んでいく中で徐々に気持ちが変わっていくかもしれません。(こんな下手な文章のブログを読んでいるよりも!(汗))

銃乱射事件で妻を亡くした男性の話など、実際にあった辛い話も用いられているので説得力があります。

あなたを変えられるのはあなたの行動です!

 

 

どうでも良いことに時間を奪われていませんか?

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 僕らはそれぞれの環境で今日まで生きてきました

毎日の行動がある程度決まっていて、それをするのが"当たり前"になっていることも多いことでしょう。

つまり習慣になっているわけです。

 しかし、その習慣のせいでどうでもよいことに時間を奪われてはいないでしょうか?

一度自分の行動や価値観を、ざっとでいいので見直す必要があるかもしれません。

この本では”照準”という言葉が強調されています。

自分の本当に大切なことに”照準”を合わせ直して、また前に進み出しましょう

 

 困難は避けられないが捉え方は変えられる

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  長い人生の中では様々な困難が待ち受けています

その事実は変えようがありません。

しかしそれをどう捉えるかはあなた次第です。

なぜ自分がこんな目に合わなくてはいけないのかと嘆いて人生が終わる人もいれば、それをバネにしてさらなる飛躍を遂げる人もいます。

世界を変えるのは容易ではありませんが、己の内側を変えるのは努力すればできます。

本を読むというのも努力の一つ。

読み終わる頃にはきっと、世界を見るあなたの”レンズ”は良い方向に変わっていることでしょう。

 

まとめ 模索とは学ぶこと

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 生きている限り模索の旅は続きます。

その旅に必ず必要なアイテムが学びです。

人間は学んでいかなければ進んでいけません。

本を読むのもよし。

人の話を聞くのもよし。

あなたの人生における、次の一歩を踏み出しましょう!