9/26無料で短い【1週間小説~人生を良くするエビデンスを小説に】週.4

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目次
今回の主な知識

筆者の1週間を小説化「【お試しYouTube Premium】【amazarashi増殖】【NORAINU KAITOの人生初の路上弾き語り】【立ち机拡大】【人の写真を狂ったように貼りまくる】」【毎週土曜日17時投稿】

※物語にするにあたって少々の誇張はありますが、事実の道筋から道草程度に収まるように努めています。

※画像はイメージです

YouTube Premium」と自然音

 YouTubeユーチューブ Premiumプライム。加入している方も多いことだろうが、僕はと言えばつい数日前から1ヶ月間の無料体験期間に突入している。

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 「はて?なんのことやら。」と今まさに思った人には端的に説明するが、「YouTube」という無料動画配信サイトがあり、「YouTube Premium」とは課金することによってワンランク上のサービスを受けることができるものだ。

 鈴木ゆう氏の「最高の体調 ACTIVE HEALTH」を読んでから僕は、

作業中や雑務中に自然音をよく聞く。

 長い人類史の中で多くの時間を自然と共に過ごしてきた人間の身体は、自然の中でこそ最高のパフォーマンスを発揮しやすいように適応してきたそうだ。

 しかし、近代の先進国の暮らしぶりはそれとは程遠く、コンクリートだらけの世界で人工的な景色や音にどっぷりとかっている。とはいえ工夫次第ではそこから抜け出す手はいくつもある。その1つとして僕はほとんどの時間、イヤホンを耳に突っ込むことにしたのだ。そこからは自然の音が優雅ゆうがに流れ、そして外界の騒音は緩和される。まさに一石二鳥なのだ。

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 はじめは自然音が再生される前や途中に広告が割り込んで来るのもそこまで気にはならなかったが、余計なことが頭の中から除外され目の前の作業に没頭しているときには流石に不満を感じた。そして、再生中ずっと画面を点けておかねばならないことや他のアプリを起動できないことにもやがて「どうにかならないものか?」と思い始めた。自分という人間の貪欲どんよくさを改めて実感した。

 以上が僕が今週「YouTube Premium」の無料体験を開始した諸々もろもろの理由なわけだが、話しはここで終わらない。月額1,180円の知られざるメリットを発見したからだ。

YouTube Premium」と「amazarashi」の増殖

※クリックすると音が出ます

 「amazarashiあまざらし」をご存知だろうか?「雨曝し」が由来のこの音楽バンドは、テレビなどの公のメディアへの露出は少ないにも関わらず独特の世界観で多くのファンを魅了し続けている。僕もそのファンの1人だ。

 今まで僕は、1曲を除いては「amazarashi」の曲はYouTube上にアップロードされたミュージックビデオでしか鑑賞したことがなかったのだが、おどろくことに無料体験を開始した途端とたんに曲の数が増えたではないか。もっと様々な「amazarashi」を聴きたいのだが金銭的理由でCDを買うわけにもいかない。そんな人間にはこんなにありがたいことはなかった。

 ところで、ここまで「YouTube Premium」と何度口ずさんだことだろう。数えてみよう。ああ、タイトルを除いては「YouTube Premium」と書いたのは3回か。いや、「YouTube Premium」と記載したのは今ので4回目か。おっと、「YouTube Premium」は5体目か。しまった、「Y・・・

 一回、止まろうか。

 危うく底なし沼にはまるところだった。自己観察メタ認知に救われた。ありがたい。

※解説

【自己観察】文字通り自分を観察すること。セルフモニタリング。

メタ認知

メタ認知はヒトの脳に生まれつき備わった能力で、「思考について考える」という一段上の認知機能のことです。

 誰でもふと「いま自分は晩御飯のことを考えていたな・・・・・・」などと思った経験があるでしょうが、これなどはメタ認知が起動した典型的な例。

(鈴木祐「最高の体調 ACTIVE HEALTH」より引用)

  ちなみに、僕が「amazarashi」で今のところ最も好んでいる曲は「僕が死のうと思ったのは」だ。タイトルから好き嫌いが分かれるだろうが、興味のある人には是非の一聴をおすすめしたい。 

※クリックすると音が出ます

 「NORAINU KAITO」記念すべき人生初の路上弾き語りライブ

 

 先週にも書いた「amazarashiあまざらし」のコピーで活動しているNORAINUのらいぬ KAITOかいと氏は、東京のぼう公園で3回に渡る弾き語りライブを成功させた後、沖縄に帰ろうと空港を目指したのはいいものの、あろうことか乗り遅れてしまった。ゆえにもうしばらく都会の喧騒けんそうに包まれた生活を送ることを強いられたわけだが、彼は見事にその中にこそチャンスを見出した。そう、新宿駅前での人生初の路上ライブに思い立ったのだ。

※クリックすると音が出ます
 
 
 
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 「19:50」辺りからは、僕が好いている「僕が死のうと思ったのは」も歌っている。彼の歌唱は実に素晴らしいものであり、それは警察官に対する対応にも当てはまる。「はて?なんのことやら。」と思われた方は上の動画の「35:30」からその後を見ていただくと事の次第がわかるだろう。

 それにしても、彼の怒号には胸を打たれた。今現在はコピーだが、個人的にはオリジナルも楽しみにしたい。

今週の試行錯誤2選

 誰もが各々の日々の中で様々な改善を繰り返して生きている。僕もその例外ではなく、そんな個人的な模索を以下に記す。

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スタンディングデスク拡大戦略

 勉強やデスク仕事といえば座っている姿を想像される人が多いかもしれないが、僕はといえば大抵たいていは立ったまま作業をこなしている。

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これは、いわゆる「DaiGo弟子(※メンタリストDaiGo氏の動画から学ぶ人々の俗称ぞくしょう)」にはありふれた話だ。つまるところ、座っていると血流が悪くなって疲れやすかったり後々のちのち病気になるリスクも上がるので、健康的にも集中力を高めるためにも立ってやりましょうということだ。

 「若きウェルテルの悩み」で有名なドイツの小説化・ゲーテ執筆しっぴつは立ち机で行っていたという。

作品を書くときには、ゲーテは「立ち机」を使っていました。

 (中略)口述筆記をするときでも、椅子にすわるのは秘書の方で、ゲーテは立ったままでした。

絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ: 文豪の名言対決 (草思社文庫)より引用)

 ちなみにゲーテと言えば、「ウェルテル効果」でも有名である。

※解説【ウェルテル効果】自殺が報道されると、自殺者が急増する現象。「若きウェルテルの悩み」の主人公・ウェルテルが最終的に自殺することに何かしらの影響を受けて、現実世界でも自殺者が急増したことが由来。

 今まで、僕のスタンディングデスクは1m程の高さの本棚だった。ようは本棚の上で文字を書いたり絵を描いたりキーボードを叩いたりしていたわけだが、「さすがにせますぎやしないかい?」と脳の中の誰かがしきりに言うので僕は打開策を見出す決意をした。 

 良い案が浮かんだのはかなり前のことであったが、それを実行に移したのは今週の日曜日(※日曜日が週の始めだと考えて)だった。その案とは、自室にいつ捨てようかと放置されていた大きな長机で床からニョキニョキと生え上る2本の本棚の間に橋をかけるというものだ。

 たして、それは成功した。今僕は広々とした机で白く輝く画面とにらめっこしている。

 机が広いと作業効率も上がるから、今後のこのブログ「最寄の本棚」の成長も少しは加速したのではないかと微笑ほほえんではいるが、相変わらずおぼつかない点ばかりで、点、点、点点、点点点で真っ黒になってしまう程であるが、裏を返せばやりたいことが沢山あるということだ。

まるで音楽室!狂ったように写真を貼りまくる

 学校教育は全国民に義務ぎむ付けられた1つの通過点であるが、義務とは名ばかりで楽しい思い出も山程あるはずで、しかしやはり辛く苦しい思い出ばかりが後味の悪さを残す場合もあるだろう。

 そんな学校の音楽室をあなたはどんなふうに記憶しているだろう?壁にベートーヴェンやらモーツァルトやらの肖像画はなかっただろうか?

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そしてそれをいささか恐怖の形相ぎょうそうにらみつけていた幼いあなたもいたのではないだろうか?

 僕の部屋はそこまで不気味なものではないものの、同じようにして人の写真がいくつもセロハンテープで丁寧ていねいに貼り付けられている。そんな風にした理由はいくつかあるがその中でも顕著けんちょなのが以下の2つだ。

  • モチベーションを保つため
  • 他者の大切さをいつなんどきも忘れないため

 そこには友人や知人、はたまた著書「マインドセット:「やればできる!」の研究」で有名なキャロル・S・ドゥエック氏や、著書に「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代」などがあるアダム・グラント氏、そしてもちろん、「amazarashi」も優しく佇んでいる。

 現在は実験的に25枚程しか貼っていないが、今後さらに増えていくことを見込んでいる。

 他者の目があることで人の自制心じせいしんやモラルはその時だけでも向上するし、ましてやそれが大切な人やあこがれの人ならモチベーションも上がるはずだ。ならば、写真ではどうだろうか?常時見られているような状態ではどうだろうか?数多くの人ならどうだろうか?

 しばらく様子を見ていくことにする。

 これからも僕はこんなふうにして、自分の生活そして死ぬまでの道を改善して「皆に居場所が有るように(※以前から微妙びみょうに変更を加えました)」という自分にとっての最重要価値観を追求していく。

おわりに

 まだまだ書きたいことはうんとあるが、読者も筆者もあまり長くなっては困るだろうし、互いに時間も限られているのでこれくらいにしておこう。今週も苦楽をしっかりと自分の足で進んだ。

 さて、あなたの今週はどうだっただろうか?(・∀・)

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完 m(_ _)m (^O^)/ ありがとうございました~(*´ω`*)♪ また来週~(^_^)/~♫

画像出典

※番号は上からの枚数順↓

※リンクの前の単語は、どの画像かをわかりやすくするため

  1. トップ画像、紅葉(https://pixabay.com/images/id-5385956/Canvaで加工)

  2. 「一ヶ月立ったら引き落とし...」(https://pixabay.com/images/id-2587124/を加工)

  3. 「自然...良き...(*´∀`)」(https://pixabay.com/images/id-2295431/Canvaで加工)

  4. 「どうする?...」(https://pixabay.com/images/id-1276384/https://pixabay.com/images/id-2668617/Canvaで加工)

  5. 「立っています。」(https://pixabay.com/images/id-336376/Canvaで加工】

  6. 「別に見てないけども...」(https://pixabay.com/images/id-2653840/Canvaで加工)

  7. 「君の今週はどうだった?」(https://pixabay.com/images/id-2759978/Canvaで加工)