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最寄の本棚へようこそ♪
毎週1話ずつ実生活に役立つ知識を盛り込んだ小説を連載しています。僕にとってはこれが処女作なので、かなり未熟さが窺(うかが)えるのではないかと思います。しかしながら、少しずつでも成長して参ります所存です。皆様にはお気が向かれたときに読んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。m(_ _)m
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※今週の記事も数時間遅れての投稿になってしまいましたが、これから少しずつでも予定時刻に皆さんの元に届きますように今後とも精進(しょうじん)してまいります。
目次
- 一話はこちら
- インフォメーション
- 目次
- 「井の中の蛙達」9話のあらすじ
- 「井の中の蛙達」9話「逃走反応」
- 人生に役立つ知識の解説
- おまけという名の雑談
- 最後に
- 続きはこちら(2020.9.1付け足し)
「井の中の蛙達」9話のあらすじ
話し合いの結末はいかに...
「井の中の蛙達」9話「逃走反応」
(トリックアート:筆者)
(※ストーリーがトリックアートに追いついていませんがご容赦ください(汗))
(※トリックアートの観点では、「紙をカッターで切り取りその下の机に小さなハンマーで穴を開けるとその下には小川が流れていた」という感じでございます。そして、もうすでにお分かりかもしれませんが、背景の壁と机以外は平面の絵です。)
(左下から赤と桃色の中間と言うべき色の光を当ててみました。)
・1・
「どういうことですか?」
東條はいかにも『何(なん)のことを言っているのだか』という風(ふう)に口をすぼめ、むしろ答えを教えてほしいかのごとく少し身を乗り出した。
私は彼女の態度の変容ぶりに驚愕(きょうがく)していた。さっきまではタメ口だった委員長に対して、今は敬語を使っている。それはなぜかと理由を考えてみると、第一に先生がいるからというものが候補に浮上した。でも、考えてみれば廊下で東條が「なんで委員長がいるの?」と質問したときにも背中を向けていたとはいえ前には先生がいた。さすがの東條も沢口先生には敬語を使う。ところが、人によっては使わないで馴れ馴れしく接することもある。例えば、英語の最上(もがみ)というまだ20代の小柄な女性教師だ。彼女にはタメ口で話しているのをよく目にする。どうやら、人によって態度を変えることは確かだけど、その判断基準は定かではない。
「いえ、申し訳ない。少し意地悪なことを言ってしまった。」
先まで鋭(するど)く低かった委員長の声が、普段通りの和やかな声に戻ってしまった。私は、委員長が圧倒的な雄弁(ゆうべん)さで東條を言い負かしてくれることを想像し期待していたので、少しの驚きと共に残念になった。一体どうして攻撃の手を止めてしまったのだろう。
「わかった。」様子を見ていた先生が、もやもやと漂う微妙(びみょう)な空気を割った。「東條、ぶつかってしまったことは認めるんだな?」
「はい。急いでて気づかなかったと言うか、まさか落ちたなんて思わなくって。すいませんでした。ごめんね、小林さん。」
返答に困った私は、足元を見て小さくうなずくのが精々(せいぜい)で、それを見て彼女がどんな顔をしたのかはわからない。
「そうか。よく正直に話してくれたな。」 ズッシリ、というふうに大げさに顔を渋くした先生は続ける。「後山、神野、間違いないか?」
2人は一瞬お互いに顔を見合わせてから先生の方に向き直りフェードインで「は...あい。」答え、「間違いないです。」と確かな口調で付け足したのは後山だった。
「すいませんでした!」
やや大げさに東條が再度謝罪の声を上げたけど、それは私に向けられたものではなく、裁判官の役目を果たす教師に向けられたものだった。
「反省してるんだな。でも謝罪は後にしよう。まだ話すべきことがあるんだ。」
少し間をおいてから、先生は切り出した。
「実はなあ、小林が落ちたときの事を階段の上から柏原君が見ていたらしいんだよ。」
「え」
先生は委員長の方を見て、委員長はそれに答えるようにうなずく。
「どうやら彼には、東條が小林を押したように見えたんだってさ。」
「そんなの見間違えか嘘ですよ。」
「東條はそう思うだろうけど、彼の話しも聞いてみてくれないか?」
東條はため息こそしなかったけど、あからさまに嫌そうな顔で下を向いた。
委員長はパイプ椅子をギシギシ鳴らしながら座り直して、口を開いた。
「先生がおっしゃりました通り、私は階段の上から一部始終を目撃しました。あのとき東條さんと後山さんと神野さんの3人はとても慌(あわ)てた様子で私の側を駆け抜けて階段へ向かっていきました。どなたかはすれ違った私のことを覚えておられるのではないでしょうか?」
彼は話を一旦止めて3人を順に見つめ、彼女等は無言のまま首を横に振ってそれに答える。
「そうですか。では、残念ながらこの証言は私の主観に過ぎないということになってしまいますな。」
「そうですねえ。」
勝ち誇ったようなすまし顔の東條が言った。
「とはいえ、参考程度にお話しさせていただきますと、私には東條さんの左手が小林さんの背中、正確にはリュックサックを後ろから押したように見えたのです。そしてそのとき、貴方(あなた)はこのようにおっしゃっていました。おい邪魔だよ、と。」
「それはあなたの主観に過ぎないでしょう?」
「もちろんです。しかしながら東條さんの論(ろん)も同様、あなたの主観に過ぎません。」
「私は嘘なんかついていませんけど。」
淑女(しゅくじょ)の仮面の下から伝わってくる東條のムッとした態度を、委員長は敏感(びんかん)に感じ取ったのだと思う。すかさず両手の平を顔の前にかざして、なだめるような口調になる。
「どうか誤解なさらずに。私はあなたを責めたり悪者に吊るし上げようとしているのではありません。ただ私は、今この状況で双方にとってメリットのある唯一の道は、互いに自分自身の魅力だけでなく弱点にも確(しか)と目を向けそれを受け入れ、自分のことを思いやるのと同様に相手のことも思いやることで導かれるのだと考えているだけなのです。他者を貶(けな)し見下すことは、一時的には快感を齎(もたら)してくれる一方で、長期的に見ればそれ以上の代償を支払う羽目(はめ)になります。そんなことは誰も望まないでしょう。人として生まれた以上、最大の幸福はやはり人に尽きるのではないでしょうか。どんな天才にも必ず、支えてくれた仲間がいるものです。この広い世界の小さな島国日本で、星の数ほどある高等学校の同学年のしかも同学級で出会うことなど限りなく奇跡に近いことなのです。その奇跡的な出会いはときとして一生の宝になり得ま...」
「何が言いたいんですか。」
委員長の熱弁は、それを退屈そうにしかし努めておしとやかに座る東條によって遮られた。それによって、言葉を重ねるごとに高まっていた熱が引いてしまった。
「これは失礼しました。つまり何が言いたいのかと申しますと、私はあなたを攻撃しようとしているわけではないということです。ご理解願えますか?」
「だから何なんですか?私は押してないって言ってるじゃないですか。」
東條は頬(ほほ)を赤らませて少し強い口調で言った。でも、淑女の仮面を外したわけではなかった。
「よしっ。柏原君ありがとう。東條、もう少しいいか?」
「まだ何かあるんですか?」
東條は少しの怒りとそして少しの甘えを含んだような声だ。
「小林の話しも聞いてやってくれないか?」
実はさっきから、私は密かに先生の態度に対して違和感を覚えている。どうもこちらが蔑(ないがしろ)ろにされている気がするし、逆に東條には肩入れしているような気が少なからずしてならない。
「小林。」
気づくと先生がこちらを見ていて、周りに目を向ければ他の誰もが私に顔を向けていた。話さなければいけない。でも、話したところで何かが変わるとも思えないというどうしようもない空虚感に襲われて、思うように言葉が出ない。そもそも私はここで何を話すつもりだったのか、初めから話すことなど何もなかったように思えてくる。『止めてほしい。』と頼んだところで彼女達は止めない。先生の手を借りようにも、私の話を信じてもらえるとは思えないし、例え信じてもらえたとしても、果たしてそれで何かが変わるんだろうか。嫌がらせは大人が見ていないところで行われる。それを大人がどうやって助けてくれるのか、私にはわからない。私は何をどうしたらいいのかが、わからなかった。
そして、かろうじて呟く。
「私は押されたと思ったのですが、そうではなかったかもしれないです。すみませんでした。」
そう言いながら、頭の中ではありとあらゆる記憶や感情が複雑に絡み合って、それが高速で回転していた。私はそれに圧倒されるがままに頭がボーッとして、すぐにでもこの場から逃げ去りたい衝動(しょうどう)に駆られた。
「これは私が余計な事をしたかもしれない。」
立ち向かうわけにも逃げるわけにもいかず、そしてどうすればよいのか、どうしたいのかすらわからなくなってしまった私を救い出してくれたのは委員長だった。
「目撃者の私がでしゃばった真似をしたようですね。そもそも彼女はあまり積極的ではなかったのです。それを独(ひと)りでに熱くなった私が駆り立ててしまいました。申し訳ない。」
「いやいや、謝ることはないよ。こうやって意見をぶつけ合うことは大切なことだからね。」沢口先生はあからさまにホッとしたように背もたれによしかかりながら続けた。「まあ、お互いの認識にズレがあったんだろうな。」
「小林。」再び先生がこちらに顔を向ける。「怪我は大丈夫か?」
「はい。もう大丈夫です。」
かろうじて軽傷で済んだものの正直なところまだ痛みはある。でもここで流れをこじらせるわけにはいかない、そんな空気が私には感じられたし、何より私自身この話し合いが早く終わることを願っていた。
「そうか。東條も反省しているみたいだから、許してやってくれよな。」
「はい。大丈夫です。」
許す、と言うことは口が許さなかったので、下を向いて小刻みにうなずきながら曖昧な返事をした。
「じゃあ。」先生はこれまでよりも張った声で淀(よど)んだ空気の流れを変えた。「東條、小林に謝るときが来たぞ。」
心身ともにズタボロな私は、更(さら)にみぞおちのあたりに蹴(け)りを入れられたような気分になり、より強く『早くここから出て外の空気を吸いたい』と願った。ここは私が生きられる環境じゃない、まるで水の中にいるように息が苦しい。
「小林さん、怪我させちゃってごめんね。気づかなくてごめんね。」
極めて申し訳無さそうな東條からの謝罪は以上だった。あまりにも簡潔(かんけつ)すぎるのではないかとやや驚愕したけど、つべこべ言っているわけにもいかない。そそくさと、そしてこちらも簡潔に返す。
「こっちもごめんなさい。」
「はあい。じゃあ仲直りということで。」先生は腕(うで)に身につけていた時計を一瞥(いちべつ)してから、椅子をギシギシと鳴らして立ち上がる。「この件はおしまい。お互い仲良くな。」彼は満足げに腰(こし)に手を当て唇(くちびる)に力を入れ、そして小刻みにうなずきながら私達を見回した。
真っ先に東條が荷物を持ち上げドアを開け放ち、少し遅れて後山と神野が後を追う。部屋満杯に膨張(ぼうちょう)した空気がそれによって一気に外に流れ出したような気がして、緊張(きんちょう)の糸が切れた私の体からはサーッと潮(しお)が引くように力が抜けていった。
先生は満面の笑みで最後の台詞を吐いた。「じゃあ、先生用があるからもう行くな。明日も元気に来いよ。」私がそれに「はい。」とだけ返すと、足早に先生は部屋を後にした。
ふと隣にいる委員長を見ると、彼は足元の床を真剣な顔で見つめていた。
「委員長、ありがとうございました。」
「お礼を言われるほどの事はしていないさ。むしろ謝りたいくらいだ。」
ドアの隙間(すきま)から入ってきた運動部の声や楽器の音が多目的室Bに賑(にぎ)やかさを与えた。夕日に照らし出された埃(ほこり)が目の前を過(よぎ)る。
・2・
「経過は順調。あと2周間もすれば包帯取って大丈夫だからね。」
垂れた前髪の隙間から保健室の先生が優しく笑う。彼女の名字が「水野」だということを入学してから今までの期間で私は忘れていた。
その先生に昨日の放課後、「怪我の様子を見たいから明日の放課後も来てもらえるかな?」と聞かれたので、私は今保健室にいる。さっきまであの地獄のような空間にいたせいで物凄く疲弊(ひへい)している私には、ここの安らぎはまさに天国にいるように感じられる。
実は今日、水野先生の申告のおかげでいつものように制服ではなく体育ジャージで登校しても良いという許可を学校から貰(もら)って、その通りにしている。締(し)め付けが少なく楽な上に、膝(ひざ)や手首の怪我があからさまに見えることもないので、かなりありがたい。ただ、そうするためにはジャージと言えど半袖短パンでは意味がないから、もちろん長袖長ズボンを着ている。この猛暑ではそれがちょっとだけ普段よりも辛い。
水野先生はめくっていた私のジャージの袖を静かに下ろしながら声を潜(ひそ)めて言う。
「ところでなんだけどね、ここに来るまでにかなり時間があったし、すごく疲れているみたいだけど何かあった?」
それにつられてこっちもコショコショと応じる。
「あ、さっきまで沢口先生に呼び出されて東條さん達と話し合いをしていたんです。委員長が一緒に参加してくれました。」
多目的室から出た後、委員長に「よければ散歩でもどうだ?」と誘(さそ)われたけど保健室に用があると伝えると「では私も行くよ。」と付いてきてくれた。前回よろしくドアの近くの丸椅子に腰掛(こしか)けている彼は「多目的室B」からずっと何かを考え込んでいるようだ。私の視線に気づくと少々はにかんでうなずいた。
「なるほどね。そうなったか。」
「沢口先生から聞いていなかったんですね?」
「うん。教えてくれなかったな~。」
「私も朝、水野先生が来てくれた後に、放課後職員室来れるか?って沢口先生に言われたんです。」
実は今朝のホームルームが始まる前のまだ早い時間に、水野先生が教室まで来てくれて「沢口先生にはまだ、小林さんがなんで怪我をしたのかってことしか話していないの。押されたみたいだけどもしかしたら間違ってぶつかったのかもぉ...って感じに濁しておいたから。」と周囲を見渡しながら極めて小声で伝え、最後に「これからどうなるかわからないけど、私も慎重(しんちょう)に動くつもりだから一緒に頑張ろうね。」と言い残して足早に去って行った。その後、委員長の教室にも行ってくれたらしい。
「そうだったんだね。で、どうだった?」
「まあ予想通りでしたけど、東條、あ、もう東條って呼びますけど、東條は押したことは認めませんでした。」
「そうなるのね。」と言いながら先生は少し笑う。
「彼女達からすればぶつかっちゃっただけの事故みたいで、そのことについては一応謝ってくれましたけど。」
「そうか。沢口先生はどんな感じだった?」
「なんか、変な感じでした。」
「というと?」
「こっちの話しを初めから信じていないみたいでしたね。東條にばかり気を使っていて、逆に東條は先生に甘えているような感じで、正直ちょっと気持ち悪かったです。」
「う~ん。そんな感じだった?」
先生が委員長に尋(たず)ねる。彼はまだ考えている様子だったけど、またハッと顔を上げてゆっくりとうなずきながら答えた。「私も小林さんと同じことを感じました。」その答えに私は胸(むね)をなでおろした。私だけの勘違(かんちが)いなのではないかと少なからず不安だったからだ。
それを聞いた先生は納得したように「ん~」と唸(うな)りながら天井を見上げた。
「ところで」唐突(とうとつ)に切り出したのは委員長で彼はこう続けた。「先生、1つ質問があるのですがよろしいでしょうか?」
「うん。柏原君、なんだね?」
ちょっとおどけて答える先生が年上だけど可愛い。
「今朝は立て込んでいてお聞きできませんでしたが、先生はなぜ沢口先生には事の全てを話さなかったのですか?」
「ああそれはね、ちょっと過去に苦い思い出があってね。」
「それはお聞きしてもよろしいことでしょうか?」
「そうだね、あなたたちには話しておきましょう。」そして先生は一段と声を落として話し始めた。「これは私が前にいた学校での話なんだけどね...」
つづく...
10話は本記事の最下部から(2020.9.1付け足し)
人生に役立つ知識の解説
(※画像はイメージです。提供元→Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像)
プラセボ効果とストレス
(※画像はイメージです。提供元→Ewa UrbanによるPixabayからの画像)
一般にストレスは悪い印象を持たれがちですが、実は考え方次第では良いものにもなりうると聞けばあなたは胡散臭(うさんくさ)く思うかもしれません。ですがこれは科学的な裏付けのある事実なのです。
考え方で何かが変わると言えば「プラセボ効果」は有名な話です。プラセボとは偽薬(ぎやく)のこと。病気を患(わずら)っている患者が「薬」と医者に言われて飲んだものが、実際はただの砂糖の塊(かたまり)つまり偽物(にせもの)だったとしても症状が改善することが、場合によっては少なからずあるというのです。これは薬を飲んだと勘違いしたことによって体内の自然治癒力(しぜんちゆりょく)が引き出されたことによるものです。
しかも、これは患者が偽物だと知っていても効果は変わらないというのですから驚(おどろ)きです。医者に「あなたの体内には様々な自然治癒力が備(そな)わっており、このプラセボはそれらの力を引き出すためのトリガー(引き金)になります。」とプラセボ効果の仕組みを理解した上で服薬した場合も症状に改善が見られたのです。(※もちろんそうならない場合もあります)
この事実からは、考え方によって体の反応が変わるということがわかります。それは時として分泌(ぶんぴつ)されるホルモンにまでも影響(えいきょう)を及(およ)ぼします。
ストレスが悪いのはそれに対する僕らの反応が適切でないためです。例えば、やるべきことが山程あるときに適切な反応は逃げるではなく、挑戦です。妻が怒っているときには戦うではなく、思いやりが必要です。
東條達との話し合いはゆずほにとってかなりのストレスでした。このときのゆずほはご存知の通り「今すぐに逃げ出したい!」という気持ちでした。これはストレスに対する逃走反応です。あのときの彼女の体内では逃げるために必要な準備が為(な)されていたはずです。また、東條の内心はゆずほや委員長への敵意だったでしょうから、彼女の身体は戦う準備をしていたはずです。さて、委員長はと言えばそれはゆずほへの思いやりの反応でしょう。
このように考え方次第でストレスは良いものにも悪いものにもなり得ます。「このストレスは自身の成長に使える」や「ストレスのおかげで自分が何を大切にしているのかがわかった」などストレスの良い面を享受(きょうじゅ)できるようになれば日々はガラリと変わります。
最後にストレスの良い面をもっと知りたい方におすすめの1冊をご紹介させていただきます。この本は控(ひか)えめに表現して僕のバイブルです。( ・ิω・ิ)
ケリー・マクゴニガル「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
(以下は類似リンクです)
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おまけという名の雑談
(※画像はイメージです。提供元→Susanne Jutzeler, suju-fotoによるPixabayからの画像)
あなたの今週はいかがなものだったでしょうか?(*´ω`*)
委員長を見習って冷凍ブルーベリーを購入
(撮影:筆者)
委員長は間食にブルーベリーとクルミとヨーグルとを食べていることが前回明らかになりましたが、それに感化され今までフルーツと言えばバナナが主流だった僕も今週はブルーベリーにもお世話になりました。
フレッシュのブルーベリーの方が栄養価としては良いのかもしれませんが、金銭的(きんせんてき)に僕にそんな余裕はないので冷凍されたものを探しに近所のスーパーに顔を出すとそこには350gが500円程度で販売されていました。
早速購入し、完食のバナナと入れ替えると、実感としては第一に腸内環境が良くなり便がよく出るようになり、次に集中力も「なんかいい感じ」なので、ブルーベリーを食べているという主観的な要因も加わって総合的に見てやはり「なんかいい感じ」であります。
メンタリストDaiGoさんの動画でフルーツは1日両手に乗るくらいが良いと学んでいたので、夕食と共に食しているバナナと合わせてその範囲(はんい)に収(おさ)まる程度のブルーベリーを毎日食べてはいますが、何せ金銭力の乏(とぼ)しい僕は月に500円とかそこらの出費すら痛いわけであり、今回はお試しとして買いましたが袋の中が空っぽになってしまった暁(あかつき)には再度購入することはないであろうということをこの場を借(か)りて申し上げさせていただきます。( ・ิω・ิ)
「なんの宣言(せんげん)だよ。」と思われるかもしれませんが、経済力のある方には是非(ぜひ)におすすめしたいこの冷凍ブルーベリーであります。何も添加(てんか)されていない純粋(じゅんすい)な果物の甘味をお近くのコンビニやスーパーで手に入れてみてはいかがでしょう?(笑)(^o^)
怒りのマグマをチャレンジエネルギーに
(※画像はイメージです。提供元→Free-PhotosによるPixabayからの画像)
この文章を執筆(しっぴつ)している現在は日本時間で16時53分。このブログ「最寄の本棚」は毎週土曜日17時の投稿を目指しておりますので、この時点で今週もほぼ確実にといいますか確実にアウトと言わざるを得ません。読者の皆様にはご容赦(ようしゃ)していただきたいのと同時に、僕自身誠に悔しい次第であります。
毎週毎週「今度こそは!」と意気込むもののご覧(らん)の通りです。必要なのは努力と能力、それからスピードとクオリティーとの折り合いです。これから回を重ねるごとに上達していくであろうことに僅(わず)かな希望は抱いておりますものの、私生活共々何かと上手くいかないことが多く、とは言ってもいくこともそれなりにあり、という葛藤(かっとう)のマグマが今にも頭から噴出(ふんしゅつ)してしまいそうではありますが、その熱エネルギーは速やかに「考え方」という名の発電所を通過させ「チャレンジや活力」と称(しょう)される電気エネルギーに変換したいという、何か上手いことでも言ったかのような満足感を勝手に感じつつ、一方で読者貴方(どくしゃきほう)にはフツフツとした不快感を与えたところで本項は締(し)めくくらせていただきます。(;・∀・)
最後に
(※画像はイメージです。提供元→PexelsによるPixabayからの画像)
今週1週間もお互いに何かと疲れましたね。お疲れ様と言い合い、来週もまた精進することにいたしましょう。
毎度のことですがこのブログに訪問(ほうもん)してくださる方々には本当に感謝あるのみです。お互い、それぞれの道を頑張って進んでいきましょうね。
僕らは誰もが同じ空の下で毎日を生きています。そしてその空を見上げれば顔も声も名前も知らない人との繋(つな)がりを僕は感じます、というありきたりな言葉を文字に起こしたところで、また来週。
何か異議申し立て(いぎもうしたて)のある御方(おかた)はコメント欄(らん)からどうぞ。(笑)(・∀・)