【無料で読める小説とトリックアート!】「井の中の蛙達」-第8話「クルミ」

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最寄の本棚へようこそ♪

 毎週1話ずつ実生活に役立つ知識を盛り込んだ小説を連載しています。僕にとってはこれが処女作なので、かなり未熟さが窺(うかが)えるのではないかと思います。しかしながら、少しずつでも成長して参ります所存です。皆様にはお気が向かれたときに読んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。m(_ _)m 

 

一話はこちら

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インフォメーション

 ※今回から、「章」で数えるのではなく「話」に変わります

 ※また、【毎週土曜日17時】の投稿を公言しているのにも関わらず、一日遅れてしまいましたことをお詫び申し上げます。そして、この記事あるいはこの文章を読んでくださっている方がいらっしゃるようであるならば、「ありがとうございます」と申し上げさせていただきます。

 

目次

 

井の中の蛙達」第8話のあらすじ

 同じクラスの女子、東條、後山、神野、にイジメられている小林ゆずほはとあることがキッカケで心強い味方を手にする。そしてついに、話し合いの場が設けられるのだが...

 

井の中の蛙達」第8話「クルミ」本編  

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(トリックアート:最寄 然太(もより ねんた))

 

・1・

 本のページを捲(めく)る。いつもは楽しいはずのその行為が、今日は味気なく感じる。静かな図書室で、今日は私の心にも賑(にぎ)やかさがない。

 ふと本から顔を上げて、壁の掛け時計に目を向ける。昼休みが終わるまでにはまだまだ時間がある。何せまだ始まったばかりなんだから。

 本棚と本棚の隙間(すきま)から見える少し離れたカウンターでは、奥で委員長が本を選別している。その委員長と目が合う。私が来ていることに今気づいたみたいだ。カウンターを出てこちらに駆(か)け寄ってくる。

 「小林さん、来てくれたか。」

「はい。多分、毎日来ます。」

「それはいいことだ。ゆっくりしていくといい。」

「はい。」

「怪我の様子はどうだ?」

「おかげさまで、昨日よりも良くなりました。痛みもかなり引きました。」

「ひとまず安心した。」

「ご心配おかけしました。」

「あのときは私も身の毛がよだったものだよ。」

 そう委員長が言ったとき、入り口から1人の女の子が顔を覗かせた。視線はカウンターに向いている。昨日、委員長と話していた1年生の子だ。

「委員長、来ましたよ。」

「え」

 私の視線を辿(たど)って、委員長の目にも彼女の姿が写ったみたいだ。

「ああ。」微笑んだ委員長が私を見直して続ける。「君は彼女を知っているのかい?」

「昨日、見たんです。委員長と彼女が話しているところを。」

「なるほどな。」委員長はまた微笑んだ。

 入り口から数歩踏み出してカウンターを見た女の子は、切り替えして、出ていこうとしている。委員長がいないからだろう。

「早く行ってあげてください。」 

 委員長は迷った素振りで、手でこめかみをかいている。

「早く早く」

 今にも女の子は出ていってしまう様子だ。私は委員長の背中を無理やり押す。そのとき、負傷している手首が痛んだけど、気にしない。

 委員長は私に押されて、数歩前に進んだけど振り返って、苦笑いを浮かべた。

「いや、しかしな~」

 そう言って、戻ってくる。

「いいからいいから。」

 委員長にこんなに馴れ馴れしくするのは、実は初めてなので、抵抗もある。でも、あの子が可哀想だし、何より委員長の薔薇(ばら)色のハイスクールライフがかかっている。受験生にも恋愛は必要だと思う。とはいっても、私は例外だけど。

 委員長は少しの間、左足のつま先を床に擦(こす)り付けて行く手に迷っていたけど、やがて決心したみたいだ。入り口のドアノブに手を掛けた女の子の方へ、駆け出した。

 が、その途中でまた振り返って捨て台詞を残していった。

 「では、また放課後にな。」

 私はその言葉の意味がわからなかった。放課後?と疑問に思ったときにはもう彼は女の子に声をかけているところで、私の目には彼女の顔が花火のようにパッと明るくなる光景が写った。そして、それこそ花火を見たときと似た幸福感に包まれる。ついでに、あれは恋をしている顔だ、と根拠のないことも呟(つぶや)く。

 それにしても、放課後?委員会のことかな。いや、委員会はいつも金曜日の放課後に開かれる。今日は火曜日だ。なんだろう。委員長の勘違いかな。

 疑問に襲(おそ)われてポカンと見上げた先の壁には、時計が掛けられていた。それを見て急に現実に引き戻される。もう少しで、昼休みが終わってしまう。

 

・2・

 窓の外からは野球部の声が聞こえ、反対側の窓からは吹奏楽部の練習音、廊下にはガヤガヤとした生徒達の声が響いている。

 職員室の前の廊下で、私は担任が来るのを待っている。朝のホールムームが始まる前に、「放課後、職員室来れるか?」と言われたから。彼は今、教室で掃除当番と掃除をしている。

 呼び出された理由には見当がつく。東條達との件だ。昨日、保健室の先生に東條達の事を話した。あのとき、私は親には言わないでほしいと頼んだ。先生はそれに「わかったよ。」と答え「でも、沢口先生とは相談させてね。」と続け、それを私は、あまり気が進まなかったけど承諾(しょうだく)した。

 恐らくこの後、東條達も来る。話し合うのだろうけど、果たしてそれで解決するのかな、と疑念は拭(ぬぐ)えないけど仕方がない。

 幸い、私がささやかに恐れていた事態にはならなかったことに、私は今少しだけホッとしている。それは、職員室の前で担任を待つこの時間に、私と同じ様に東條達も近くにいる、という状況だ。もしもそうなれば、何かされるかもしれない。ただ、場所が場所で職員室前なのだから、されない可能性の方が格段に高い。どちらにしても、私は想像するだけでお腹の底がズーンと重くなった。ところが、東條の班が今週の教室清掃の当番だったので、その状態は回避された。東條が来なければ、後山(うしろやま)も神野(かの)も来ない。彼女等のようなおかしな関係ほど団結力が強いのはなぜだろうと、私は少し疑問に思ったりもした。もしも、あの3人が分裂したのなら、私へのイジメはなくなるのかもしれない。

 近くの階段を下校ラッシュの生徒が途切れることなく、次々と降りていく。それをぼんやりと見つめていた私に向けて、そのうちの1人が手を上げ駆け寄って来る。荷物を背負ったその生徒は、委員長だった。昼休みに彼が言い残した台詞が思い起こされる。「では、また放課後にな。」まるで予言みたいだ、と私は驚いた。私と会うことを予期していたというのか。

 「先生はまだ来ていないようだね。」

 と目の前の委員長はそう言うけど、なんのことだかわからない。ポカンと口を開ける私と同じく、彼はその横の床にリュックを下ろしながら腰も下ろし、私の顔を不思議そうに眺(なが)める。

 「えっと、どなたのことを言っているんですか?」

「君の担任の沢口先生だよ。もしや、彼から聞かされなかったのか?」

「何をですか。」

「今日の話し合いには、私も証人として立ち会うのだよ。」

 それを聞いた私は嬉しさと安堵(あんど)で、わかりやすく表情を明るく変えたのだと思う。私を見る委員長の口角が上がる。

 「今朝方、彼が私のいる教室までわざわざ来てくれてな。」

 先生の事を彼と呼ぶのは委員長らしい。

「そうだったんですね。なんか、ありがとうございます。」

「少しでも君の力になれると良いのだが。」

 視線をそらした委員長はリュックに手をかけて続ける。

「ところで、小林さん。」

「はい。」

「昼休みは終始図書室に来てくれているわけだが、昼食はどうしている?」

「家に帰ってから食べるようにしています。」

「では、まだその中に?」

 彼は私のリュクを指差した。

「いえ、家です。」と言ったところで、付け加える。「あ、これダジャレじゃないですからね。」と訂正したものの、それすらくだらなく思えて少し笑う。

「なかなか、いいじゃないか。」

 予想外の言葉がなぜか嬉しい。委員長は決して他人を傷つけるようなことは言わずに、むしろ相手に小さな幸せを与えるような話し方をする。少しズレているところもあるけど、私には真似できない。だから瞬とはいつも喧嘩(けんか)をしてばかりだ。

 ところが、彼は続けて予想外の発言をした。

「君、ひょっとして入っていたか?」

 わけがわからず、すかさず聞き返す。

「何にですか?」

「ダジャレ部。」

「そんな部活ありましたっけ?」

「私もわからん。」

「は」

 突然の意味不明な会話に困惑(こんわく)したけど、軌道修正(きどうしゅうせい)を試みた。

 「この猛暑では帰る頃には確実に悪くなってしまいますからね。家の冷蔵庫にしまってあります。」

 ママが家を出た後で、毎朝テーブルに置いて行ってくれるお弁当を冷蔵庫にこっそりしまい、帰って来てから温め直して食べる。これは、先週の教訓から考えた私なりの対策で、同時に今日から始めた新たな試みでもある。実践1日目の感想は、意外とイケる、というもので空腹は我慢できる程度。

 「では、これをお食べ。」

 そう言ってモゾモゾと自分の荷物を弄(まさぐ)った委員長の手には、ファスナーがついた袋があり、そこには〈大容量!生クルミ〉とプリントされてある。

クルミ...。」

「うむ、正(まさ)しく。」

「なんで、クルミ、なんですか?」

「これはいわゆる、私の昼食だ。」

「これが、ですか...。」

「おや、クルミを侮(あなど)ってはいかんぞ。」

「別に侮ってはいませんけど。」

「侮りたい表情をしている。」

「侮りたい表情ってなんですか?」

「私にもわからん。」

「は」

「は」

「え」

 わけがわからない沈黙が流れた。

 「いや、あの、お昼ごはんがクルミだけって、そんなに食べられますか?」

「お昼ごはんと言えど、私は間食程度につまむだけだからな。それに、他にもヨーグルトとブルーベリーを摂取(せっしゅ)する。」

「なるほど、健康的ですね。でも、それだけで足りますか?」

「脳への栄養補給という点では十分ではないかと考えている。それに、食後の血糖値が上昇しにくい俗に言う低GI食品(ていじーあいしょくひん)であるから、眠くならないしな。」

「はあ...」

 合理的と言うかなんというか、流石、委員長だ。私は口を開けたままコクコクとうなずきながら感心してしまった。

 「ほい。」委員長は袋を持った右手を差し出す。「この後に備えて、ブドウ糖を補給しておくといい。」

ブドウ糖?」

「脳の働きには欠かせないものだ。」

「そうなんですか。」

「ああ。しかし、早くしなければ彼等が来てしまうぞ。」

 「では、お言葉に甘えて。」

 広げた両手の平に、大胆にクルミがゴロゴロと乗る。それらを左手に寄せて、空いた右手で1つつまんで口に放り込む。ゴツゴツとした食感を感じながら、コリっと奥歯で噛み砕くと舌の上にほんのりとした苦味と同時に少し香ばしさが広がった。

 「クルミって意外と美味しいんですね。」

 説得力のある委員長がくれたものだから間違いないという思い込みもあるのか、脳みその様にうねうねとした小さなこの塊(かたまり)の中に物凄いエネルギーが濃縮されているような感じがしてとても心強かった。頼むよ、クルミ。頼むよ、ブドウ糖

 

 掌(てのひら)1杯分の栄養素がついに最後の1つになったちょうどそのとき、廊下の向こうに担任とその後ろに続くアイツラの姿が見えた。

 最後のクルミに祈りを込めて噛み砕きながら、『もう終わって。私は普通の生活がしたいだけ。』と願う。

 立ち上がる私の横で、委員長も同じくノシっと起き上がりながら言う。「頑張ろうな。」

「よろしくお願いします。」

 すごそこまでやって来た東條が、何やら楽しげに笑った。「あっ!図書室の主だ!」

「いかにも、私が図書室の主だが。」

 『何を笑っているんだ。』と奴(やつ)を睨(にら)む私の後ろで、委員長は極めて愛想よく応じた。そうしたのはきっと私のためで、敵対するこの状況を少しでも良い方向に持っていこうとしてくれているんだと思う。クルミの破片がまだ口の中に残っている。彼はこのクルミ以上に偉大だ。

 担任は私の肩に手を置いて「じゃあ、行こうか。」と微笑んだけど、私は不安しか感じなかった。これから和解交渉(わかいこうしょう)をする相手は話が通じる人間だとは思えない。本当にこれで解決するんだろうか。

 彼はすぐそこの職員室の扉を開けるものだと私は思っていたけど、その予想に反して扉を素通りして廊下の奥へと進む。その背中を追って歩いている途中で東條が「なんで委員長がいるの?」と質問し、委員長は「それはこの後でわかるよ。」と笑いかけたけど、『接点のない年上にタメ口かよ。』と私は心の中で毒づいていた。後山と神野はといえば、いつもの下品な笑い方とは打って変わっておしとやかな笑みを浮かべている。『まったく、イケメンには目がない奴らだ。』と私は更に毒づいた。

 交渉の場は「多目的室B」だった。窓から差し込む紅色の夕日に染められた室内は、ひっそりと静まり返っていて、そして教室とは違う独特のゴムのような匂いにしっとりと包み込まれていた。

 沢口先生が、足にキャスターが取り付けられてある灰色の長机や、パイプ椅子を移動させるガチャガチャという音が響く。そして、両手で指して「どうぞ」と言う。

 各人が着席したあと、話を切り出したのは言うまでもなく先生だった。

「今日みんなに残ってもらったのは、小林の怪我のことだ。」

そう言って私を見る先生に続いて、みんなもこちらに顔を向ける。

「小林は昨日、階段から落ちたそうなんだ。そうだね?小林?」

正確には『落とされた』だけど、細かいところを一々(いちいち)指摘するのもどうかと思った。

「はい。」

 それを見て答えるようにうなずいた彼は、東條達が座る方に視線を移した。

「それでね、そのとき、そこには君たちがいたそうなん...」

「すみません。」

先生が言い終わる前に東條が言った。私は驚きのあまり、耳を疑った。

「多分、私がぶつかっちゃったんだと思います。」

 「ぶつかっちゃった」。コイツの良心を少しでも信じた自分が恥ずかしい。あれは事件ではなく事故だと、そう言いたいわけだ。全身がカーッと熱くなるのがありありと感じられる。

「そうか、よ...」

「ぶつかっちゃった?」

またしても先生の台詞(せりふ)は中断され、それは委員長によるものだった。高音と低音とが混ざりあったような特徴的な彼の声が、今は鋭い低音に変わっていた。どんな喧騒(けんそう)の中でも聞こえるような、そんな強さを持つ声だと私は瞬時に感じた。

 「はい?」

東條が透き通った弱々しい声で聞き返した。今日の彼女は少なくともこの部屋の中では極めて淑女(しゅくじょ)として応じるようだった。

「押した、の誤(あやま)りでは?」

「どういうことですか?」 

そう言いながら申し訳無さそうに肩をすくめる彼女の姿は、被害者の私ですら少し可哀想(かわいそう)になるほどだったけど、目は本性を隠しきれていなかった。「目は口ほどに物を言う」とよく言うけれど、今は「目は口の100倍は物を言う」だ。それに見つめられればすぐさま石にでもされてしまうかのような眼力からは、夕焼けよりも赤々とした光線が今にも発射されておかしくはない。委員長は焼き尽くされてしまうかもしれない。ところが、委員長を見ると彼の目玉からも非常な何かが発せられていた。その目を一度でも覗(のぞ)き込めば、あっという間にありとあらゆる知識で溢(あふ)れる大海原に放り込まれ、二進も三進も行くことは許されず何をすることもできないまま黙りこくるのが精一杯、というような圧倒的な知的さがそこからは伝わってきた。

 西日に真っ赤に染(そ)められた二人は今にも立ち上がり、目まぐるしいまさに目と目の闘争(とうそう)を開幕させてしまうのではないかと、私の心と頭は穏やかではなかった。

 

つづく...

 9話は本記事の最下部から(2020.8.24付け足し)

解説

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(※画像はイメージです。提供元→Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像)

 今回から、一話ごとに自ら解説をさせていただきます。僕は現在、「心理学や精神医学などの知識を用いて読者の人生に少しでも良い影響を与えることができればいいな」という思いで本作品を毎週連載(まいしゅうれんさい)しているわけですが、この「解説」の項では主に、その知識について更に掘り下げて書いていきます。よろしければ、お役立てくださると幸いです。

(※作中にはまだあまり知識を盛り込めていませんが、これから物語が進んでいくにつれ増量していく所存です。)

 

低GI食品の間食で効率的エネルギーチャージ!

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(※画像はイメージです。提供元→Free-PhotosによるPixabayからの画像)

 血糖値は波のように上下しており、上がればその後必ず下がります。食後の血糖値の上昇が激しい「高GI食品」は一時的には活力をみなぎらせてくれますが、残念なことにその効果はすぐに0になり終(しま)いにはマイナスになります。つまり、食べることでエネルギーは摂取できますが、疲れが残ってしまうということです。

 ここで登場するのが「低GI食品です。低GI食品とは、もうおわかりかもしれませんが、食べた後の血糖値の上昇が少ない食べ物のことを差します。つまり、食べた後の疲れが少なく効率的に活動に必要なエネルギーを補給できるのです。

 それを委員長は知っていたわけですね。彼は昼食と称した間食でクルミとヨーグルトとブルーベリーを食べると言っていました。これはどれも低GI食品であり、かつ栄養価が高い食べ物です。

 ただ、もちろん食べ過ぎはよくありませんのでご注意くださいね

 クルミは一日に20g(一個が約2gなので10個ということになります。だいたい片手に乗るくらいです。)

 ヨーグルトとブルーベリーは...すみません。あまり詳しくは知らないのですが、両手に収まる程度がよろしいのではないかと思います。

 

情報元

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(※画像はイメージです。提供元→Michal JarmolukによるPixabayからの画像〉

 メンタリストDaiGoさんをご存知でしょうか?

 彼は現在、人生に役立つ心理学などの幅広い知識を書籍や動画配信で公開しています。僕の人生は、それらの情報を読んだり見たりし始めてから変わったと言っても過言ではありません。それが始まりとなって、今や僕は科学的知識に魅了される人間の一人になりました。僕の知識は彼の足元にも及びませんが、僕は僕なりに彼とは違ったアプローチ(絵や小説という芸術を用いた)で誰かのお役に立てればと思い、拙くながら「井の中の蛙達」を描き続けているわけです。

 さて、あなたのためを思えば、こんな吹けば飛ぶようなブログを御覧になっているよりも、彼の本や動画を1分でも目にしていただいた方がよろしいかと、言いたいところではありますがやはりこの「最寄の本棚」にも寄り道程度に訪れていただきたいものです。しかしながら、「メンタリストDaiGo」さんの知識には図りし得ない価値がありますので、ご紹介させていただきます。

 

メンタリストDaiGo「自分を操る超集中力」 

 本記事内でご紹介しました「低GI食品」や「クルミ」の

ことも載っていますが、それはこの本から見ればほんの一握り、いえほんの指先にも及びません。

 また、知識量に負けず劣らず読みやすさも抜群に良いので、是非の一読をおすすめいたします。

 以下は類似リンクです。

 

Amazon〉 

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

〈オーディオブック〉

 食器洗いや洗濯物干しなどの慣れた作業なら、思考を司る前頭葉ではなく小脳が使われており無意識にでもできるので、それをしながら耳でオーディオブックを聴いて知識を吸収することはおすすめの方法です。

audiobook.jp

 

〈メンタリストDaiGoのYouTubeチャンネル〉

 まずはここから始めることをおすすめいたします。無料です。

www.youtube.com

 

 いかがでしたでしょうか?

 初めての解説で正確性や具体性に欠けているとは思いますが、少しずつ成長していきたいと思っています。

 

おまけという名の雑談

 さて、これまた今回からの試みで、記事の最後は雑談で締めくくりたいと思います(^o^)。内容は、このブログは一週間おきの更新ということで「一週間を振り返って」にします。

 では、まったりとお話ししていこうと思います。

 あなたの一週間はどんなものだったでしょうか?(*´ω`*)

散歩にもおすすめ!マリンシューズ

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(※画像はイメージです。提供元→TabeajaichhaltによるPixabayからの画像)

 僕は先週家に届いた「マリンシューズ」を履いて散歩に出かけるのがささやかな楽しみでした。「マリンシューズ」とはその名の通り海で履く靴です。中に水が入ってもすぐに排出されるように、靴底などの至るところに小さな穴が空いているので通気性最高、尚且(なおかつ)軽量。とても履き心地が良いのです♪(・∀・)

 ちなみに、僕が買ったのはこれです。

www.amazon.co.jp

 今の所、強度も問題なしで快適です♪\(^o^)/

 

クルミの間食導入で作業効率ユーピー!

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(※画像はイメージです。提供元→Pera DetlicによるPixabayからの画像)

 そしてなんと言っても、委員長のように僕も今週からクルミを間食に取り入れました。ここ1ヶ月くらいの僕は一日一食の生活だったのですが、それではなんだか作業中に疲れに襲われるようになってしまったので、先述したメンタリストDaiGoさんの「超集中力」を久しぶりにオーディオブックで聞いた後で、完食としてクルミを食べることにしたのです。(´~`)モグモグ

 これが驚くなかれ。効果覿面(こうかてきめん)でございました。ここ2日くらいはフルーツも摂取することによってさらに効率がUPしております。(´∀`∩)↑age↑

 皆様もよろしければお試しあれ♪

 

 それではまた一週間、皆様、共に成長することにいたしましょう。

 ここまで読んでくださった方がいるのであれば、それは本当に嬉しくそしてありがたいことです。何かと不安定なブログですがよろしければ、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

ではでは、また来週!(*´∀`)

 

続きはこちら(2020.8.24付け足し)

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