感情の発達

 新生児

  ほとんど興奮という感情しか持ち合わせていない。うれしいときと悲しいときの区別もないので、大きな刺激を感じればそれだけ大きな反応をする。

 

3ヶ月児

 3ヶ月児になると不快感を持つようになる。気持ちいいと感じれば嬉しそうな反応をし、おむつが汚れて気持ち悪ければ嫌そうな反応をするでしょう。ただし、この時点でも反射的に行動しているに過ぎず、意図的な行動はまだすることができません。

 

6ヶ月児

 6ヶ月児になると、これまでの感情に加えて怒りや恐怖などの感情も芽生えてきます。嫌なものを避けようとする意識ができてくる時期でもあります。

 

1歳児

 1歳児になるとより様々な感情を持つようになります。愛情や得意だという気持ちをもち、喜びを表現できるようになってきます。また、疲労という感情も持つようになります。

 

1歳6ヶ月児

 他者との関係を意識するようになってきます。年下への愛情を持つこともあれば、他人に嫉妬心をもつこともあるでしょう。人間関係を作るための土台となる感情が芽生える時期です。

 

2歳児

 共感という感情ももてるようになってきます。また、やっていいことと悪い事の区別もつけられるようになり、より大人に近い感情をもつようになります。